ブログを書けるホームページで効果が出ないケース（ページ数が増えない）。
最近のホームページでは、ブログ一体型が流行っています。
その理由は、ブログなのでホームページに気軽にページが増やせることができ、
その増えたページが溜まってくるとGoogle検索などで見つけてもらいやすくなり、
結果として上位にも表示される（SEO対策になる）からです。
そのため、多くのホームページ作成業者で、ブログ一体型のホームページをおすすめしてくれます。
ですが、注意が必要です。
私の知り合いに、ブログ一体型のホームページを業者に作ってもらった方がいるのですが、
ブログは書けるのですが、その内容がそれぞれ1ページにならずに、
ブログ全体で1ページになる仕様になっていたからです。
一般的には、ブログを毎日、例えば365日書けば、ホームページに365ページ作成され、
そのタイトルは「Googleが探してくれる365個の大きな目印」にもなるようになるのです。
ですが、この知り合いのホームページでは、365日書いても、ページ数が1ページのままで、
その1ページの中にブログのタイトルを見出しとして埋め込むタイプだったのです。
少し分かりにくいかもしれないので要約すると、前者は365枚の用紙に日記を書けて、
後者は1枚のロール紙に日記を書けるという違いがあります。
前者はGoogleにとって大きな目印が365個あり、
後者は大きな目印が1個しかなく、中くらいの目印が365個あります。
その結果としては、前者が検索に強く、後者は検索に弱いということです。
冒頭で書いた通り、ホームページでブログをやるメリットとしては、
ページ数が増えること、その結果Google検索で見つけてもらいやすくなることです。
それなのに、いくらブログを書いてもページ数は1ページのままで、
タイトルが見出しとして埋もれてしまうために、Google検索で見つけてもらいにくいという
なんとも残念な状態になってしまうのです。
せっかく頑張ってブログを書いても、効果が薄いのでは辛いことです。
つまり、いくらホームページ作成業者が今流行りのブログ一体型だからおすすめと言っても、
それを真に受けずに、しっかりと効果が出る仕様になっているのかを確認することが大切です。
そういった効果の出ないホームページを作る業者もいるわけですから、
自分の身を守るためには、自分で最低限の知識はつけておきたいところです。
もし全ての記事が1ページで作成されているようでしたら、
まずはホームページ作成業者に記事ごとにページを分けてもらえるようにお願いしてみてください。
それが難しい、または膨大なお金が必要といわれてしまうようでしたら、
長い目で見た場合、違うホームページ作成業者に変更することを考えた方が良いかもしれません。
なんにせよ、ホームページ作成業者の意見を鵜呑みにせず、
自分でも最低限確認できる知識を身につける、または詳しい知り合いに相談するなどしてください。
せっかくホームページを作り、ブログを頑張って更新しても、効果がでなければ意味がありません。
自分のホームページは、自分で守ってください！
ホームページのブログがタイトルごとで1ページになっているか確認する方法
基本的には以下の手順で確認できるはずです。（ご利用のブラウザによって異なります）
※ブラウザ･･･インターネットを見るソフト（アプリケーション）
- 自分のホームページにアクセス
- ブログページにアクセス
- ブログの各記事にアクセス（2.でブログの記事タイトルをクリック）
- ソースを表示（下図参照）
- <title>の部分がブログタイトルと一緒（または含まれている）になっているか確認
≪ブラウザがInternet Explorerの場合≫
ブラウザが「Internet Explorer」でソース表示①
ブラウザが「Internet Explorer」でソース表示②
≪ブラウザがGoogle Chromeの場合≫
ブラウザが「Google Chrome」でソース表示①
ブラウザが「Google Chrome」でソース表示②
確認した結果、一緒（または含まれている）であれば大丈夫です。
一緒になっていない場合は他の記事のページも確認してみてください。
そこで、どの記事でも<title>が変わらないようであれば、
それは全ての記事が1ページ（ロール紙）で作成されていることを意味します。
※本記事についてのお問い合わせは、お受けしておりません。
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